ミネソタ州・ミネアポリスのレストランで、元ホワイトハウスシェフのサム・カス氏が「最後の晩餐」イベントを開催した。近い将来消滅する可能性のある、エビやサーモン、コーヒー、ワインといった食材を使ってコース料理を提供した。たとえば2050年までに地球の気温が2度上昇すると、現在のコーヒー栽培地域のうち約半分が栽培に適さなくなるという。食材の現状について学びながら食べることで、食料危機が間近に迫っていることを身を持って体験できる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。