東京・三鷹の鴨志田農園は、無農薬・無化学肥料で野菜を作っており、土着微生物を活かした農法が特徴。長年教育に携わり「半農半教育」を行う鴨志田さんは、日本中に公共コンポストをつくろうとしている。コンポストは行政としてごみ焼却のコストを抑えることができるだけではなく、緊急時にはコンポストトイレとして使用できるので防災面でも優れている。さらに生ごみを持ち寄ってきた人に完熟堆肥を提供する仕組みを作り出すことで、住民にとってもメリットが多い。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。