英国ではホームレスの数が急増している。その問題から目を逸らさぬよう、ロンドンのキングス・クロス駅に巨大な彫刻「アレックス」が設置された。アレックスの顔は、慈善団体crisisが支援する17名のホームレスの人々のプロフィールをコンピューター技術で掛け合わせ、リアルに表現させたものだ。彫刻の周りにはQRコードが印字されており、読み取ると支援サイトや寄付サイトへと誘導される仕組みだ。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。