イスラエルのスタートアップが「HomeBiogas 2.0」というユニークな装置を開発した。バイオガスを調理用に使うというコンセプトの製品で、微生物が生ゴミを分解する際に放出するガスを集め、それを有効活用する。分解後の余りカスは液体肥料になるから、無駄なものが一切発生しない。こうした装置が当たり前になれば、途上国の人々は燃料のための森林伐採をやめ、子供たちは重労働から解放されて教育へのアクセスを手にすることができる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。