60カ国以上が未だに地雷やその他爆発性物質の危険にさらされている。土地を有効活用できないと開発面および経済面での不利益が大きい。タンザニアに本部を置くNPOのAPOPOは、独自の「地雷探知ネズミ」を使ってスピーディーかつ安全に地雷除去を行う方法を確立。地雷除去のための特殊な訓練を受けたネズミが、優れた嗅覚を活かして実地で地雷を探り当てる。ネズミは体重が軽いため実地に放しても地雷を作動させず、また短時間で探知を終わらせることができる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。