途上国では、耳の感染症が原因で聴力を失ってしまう子供たちが数多くおり、実際に世界では人口の5%が慢性的な耳の感染症を患っている。この問題を解決するべく、南アフリカに本拠を置くhearXGroupが「hearScope」を開発した。使い方はとても簡単で、スコープを患者の耳に入れるだけで、ビッグデータを駆使してAIが診断を下し、必要に応じて医師がリモートから診察を行う。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。