デニムブランドやホテルを展開する「ITONAMI」が回収デニムプロジェクト「FUKKOKU」を始めた。デニム製品を回収し、粉砕して綿状に反毛することで糸を作り、生地を織り上げる。プロジェクトの背景には、アパレル業界における課題への問題意識がある。同プロジェクトでは、個人から1000本のデニム製品を回収し、その半数はITONAMIで商品化、残りの半数は回収拠点の飲食店やブランドとともに新たな製品作りに使用する予定だ。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。