フランス郊外の都市グリニーでは「経済的な理由によって、子どもの良好な健康状態や学習機会が奪われることを防ぎたい」という想いから、市内のすべての幼稚園で無料の朝食を提供する取り組みを始めた。15園の幼稚園に通う約1,800人の子どもが、この取り組みの対象となる。朝食を摂取することで子どもたちの集中力・記憶力の低下や学力格差の拡大を防ぐ。今後、同市の小学生にも同様の支援を広げていく方針だという。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。