世界各地で広がる「食べられる森」プロジェクト。地域住民が野菜や果物などを育て生物多様性を育んだり、地域交流を促進したりすることが目的だ。フランスの市民団体Les GarnemAntsは3段階に分け、物置小屋、トイレ、井戸の設置に始まり、栽培を続けながら食べられる森をより広く一般に公開することを目指す。収穫物は森をつくる作業などに参加したメンバーの間で分配されるが、収穫物の少なくとも10%は社会貢献活動を行う地元の団体に寄付するという。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。