液状の製品はプラスチック容器を必要とし、工場からの輸送時に多くの燃料を消費することが問題視されている。そんななか、スウェーデンのForm Us With Love社が開発したのは、“最小限”をテーマにしたハンドソープ「Forgo」だ。同社はハンドソープの大半が水だということに目を付け、小さな紙の封筒に入った粉末状の石鹸だけを販売、消費者に家庭で水を混ぜてもらうことにした。これによりプラ容器を使用する必要がなくなり、製品も軽量に。自ずと輸送時のCO2も削減することができる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。