世界自動車製造大手のフォードと米マクドナルドが手を組み、車の部品にコーヒー豆を使用する。マクドナルドで焙煎中に取り除かれるコーヒー豆の皮(シルバースキン)をフォードに提供し、車のヘッドランプハウジングや、ボンネット下の部品等をつくるための耐久性のある素材に変えるのだ。取り組みが進めば、車の部品は約20%軽量になり、部品の成形プロセスに必要なエネルギーも最大25%削減されると期待されている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。