フィンランドの塗料メーカーTikkurilaが、絶滅危惧種の動物の色を表現した塗料「Endangered Colors」を発表した。「ジャイアントパンダブラック」「テナガザルグレー」など絶滅危惧種の動物の名を関した塗料で、動物の危機的な現状を知らせるというアイデアだ。この商品が1つ売れるごとに、1ユーロが動物保護活動に寄付される。リサイクルプラスチックのパッケージに低公害の水性インクを詰めることで、製品自体の環境負荷も減らしている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。