航空産業は環境への負荷が高い業界であり、2050年には航空機が排出する二酸化炭素の量は3倍になるとの予測もある。エミレーツ航空が機内用品メーカーのBuzzと手を組んで新たに導入したのは、100%プラスチックペットボトルからリサイクルされたブランケットだ。1枚あたり28本ものペットボトルが使用されており、2019年の終わりまでには約12000トンにあたる、8800万本ものペットボトルをリサイクルできる計算だという。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。