ドバイに2017年オープンした商業垂直農場。農業に適さない砂漠気候のドバイにおいて、食の輸入依存を減らし持続可能性を向上させる目的で始まった。最新の水栽培技術と垂直農場技術により、日光や土、化学薬品や殺虫剤を使わずに、栄養価の高いレタス、マイクログリーン、ベビーリーフ等を栽培している。従来の農場が必要とする水量の10%のみを使用し、使用後の水はリサイクルしている。自国で野菜を作ることにより、他国からの輸入で生じるカーボンフットプリントを大きく削減できる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。