既存のソーラーパネルは、廃棄物処理が難しく、放置・不法投棄され、公害が発生するケースもある。「ドバイ・エキスポ2020」で披露された、電力供給と太陽光の取り込みの2つの役割を担う屋根は、廃棄後の処理まで想定されている。この屋根を手掛けたのはオランダのソーラーデザイン事務所・Marjan van Aubel Studioで、ステンドグラスのように透明で美しいデザインでソーラーパネル業界を先導している。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。