チェコ・キヨフでは、支給するお金を消費に回し、コロナ禍で打撃を受けた地域経済を活性化させることを目的としたデジタル通貨「Corrent」(1Corrent約5円)を発行するプロジェクトを1ヶ月実施した。同プロジェクトでは、申し込みを行った最大2000人のキヨフ市民が、それぞれ400 Correntを受け取れる。受け取った市民はヘアサロンや靴屋などで支払う際、金額の半分を自分で負担し、半分をCorrentで支払える仕組み。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。