コスタリカ国内の組織である国家資金調達林業基金が発表したプログラムでは、観光客が自身の旅行に伴うCO2排出量に対してカーボンオフセットを行うかどうかの選択ができる。オフセットのために支払われた代金は、同基金を通して植林などの自然保護活動を行う土地所有者に支払われる。国が政策として観光客にカーボンオフセットを積極的に勧めるのは世界で初である。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。