イギリスで「リソメーション」という新しい埋葬方法が導入される予定だ。この方法は「水火葬」とも呼ばれており、薬品を用いて遺体を溶かして遺骨を白い粉にし、遺骨を返還する。これまで火葬と土葬が主流だったが、リソメーションは土壌汚染の防止や環境負荷の低減を図るための新しい選択肢として注目されている。アメリカやカナダなどで合法化されており、イギリスでも大手葬儀会社がリソメーションサービスの開始を発表し、注目度が高まっている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。