スウェーデンの大手食品ブランドFelix(フェリックス)は、消費者の選択が気候変動の緩和に貢献する新しいスーパーをオープンした。このスーパーでは、売られる食品の価格がカーボンフットプリントに基づいて計算され、遠くで生産されて輸送コストのかかる食品や、植物由来のものより環境負荷が大きいとされる動物由来の食品や肉は値段が高くなる。買い物客一人ひとりに炭素排出量の上限が設定され、客は購入による炭素排出量をその予算内に抑えることを目指す。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。