米カリフォルニア州は、2020年から新築住宅への太陽光パネル設置を義務付ける。増築・改築される既存住宅も対象。他にも新しい建築基準の重点項目として、最新の熱性能基準、居住用および非居住用建物の換気、非居住建物の照明の改善を掲げており、これらにより以前の基準で建設された住宅よりエネルギー消費が53%少なくなり、3年間で削減される温室効果ガス排出量は70万トンにもなる。新築住宅建設コストは約104万円増えるが、エネルギーと維持費は30年間で約208万円削減できる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。