フランスの建築デザインチームciguëがパリの展示会で発表した「A Room for Tomorrow」には、一般的なホテルと比較して70%の水を節約できる雨水収集システムがある。環境工学の専門家と協力し、タンクで貯めた雨水をろ過し、トイレやシャワー、飲料水などに使う。さらに、普段なら見えることのない水の流れを可視化することで、日常生活の中の無駄遣いにも気を付けるようになる仕組みだ。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。