トロント在住のアーティストであるジョン・ノットン氏が作成したのが、手押し車のベンチ。『Plant It Forward』と名付けられたこのベンチの設計の根底には、サーキュラー・エコノミーの思想が流れており、ベンチに使用されている木材は、150年前の蒸留酒製作所で使われていた廃材や、古い工場からもらってきた合板でできている。周囲にはインゲン豆が植えられ、コンクリートが多い都市の中でも、土や植物を身近に感じられる仕掛けとなっている。