babanofukuの洋服は、一枚の着物をパーツごとに分解して仕立て直した一点もの。すべて「ばあば」こと松野一二三さんの手仕事でつくられている。洋服をつくる材料となる着物は、自分が持っていたものや、叔母のもの、ご主人の母親のものなど様々。彼女の仕立ての腕前を耳にして「こんな洋服をつくってほしい」と着物を持ちこむ人もいるそうだ。また、着物だけではなく浴衣や帯を材料にすることもあるという。