公益社団法人 京都市観光協会

サステナビリティや伝統文化に関心の高い観光客に響くコンテンツ連携

オーバーツーリズムが課題の京都市観光協会に対し、観光の質向上を目指す「京都宣言」の実現を支援。外国人向け公式サイト向けに、京都の文化やサステナビリティを伝えるコンテンツを提供した。IDEAS FOR GOODの既存記事を多言語に翻訳し、生活者の物語や新しい文化を発信するパートナーシップを締結しました。
SECTOR:観光
PERIOD:2020.02 ~
SOLUTION:オウンドメディア支援コンテンツ制作

ISSUE

国内の主要観光地ではオーバーツーリズム(観光公害)が問題となるなか、京都市は2019年12月に地域の文化を尊重した観光の質の向上などの4項目を盛り込んだ「京都宣言」を公表。「京都宣言」の実現のためには、観光名所のみならず、生活者の目線や歴史、カルチャーが理解されるような情報を発信していく必要があります。そこで、京都市に関するコンテンツをサイトにキュレーションして(一部、翻訳後)紹介したいという相談をいただきました。

SOLUTION

IDEAS FOR GOODでは、これまで京都の伝統文化や京都発のサステナブルな商品・施設などについて数多く取り上げていました。それらのコンテンツを連携することで、京都が持つ文化的な価値やサステナビリティの取り組みを世界に発信できるだけではなく、それらの取り組みに共感する市民意識の高い訪日外国人観光客の集客につながると考え、パートナーシップを締結しました。

OUTCOME

IDEAS FOR GOODの記事が6言語に翻訳され、京都市の外国人向け公式サイト「Social Activities」カテゴリで配信開始。アートホテルや着物のアップサイクル、祇園祭のごみゼロ活動などを紹介し、京都の新たな魅力を発信した。

Partner Profile

  • 法人名:公益社団法人 京都市観光協会
  • 業種:観光業
  • 会員数:1532件(令和2年4月6日現在)
  • URL:https://www.kyokanko.or.jp/
  • 上場有無:-
  • 担当部署:-
  • 興味テーマ:コンテンツ

Issue

京都の持つ歴史や新しいカルチャーを理解してもらえる観光コンテンツを発信したい

国内の主要観光地ではオーバーツーリズム(観光公害)が問題となるなか、京都市は2019年12月に地域の文化を尊重した観光の質の向上などの4項目を盛り込んだ「京都宣言」を公表しました。「京都宣言」の実現を図るためには、外国人観光客向け公式サイトKyoto City Official Travel Guideにおいても、いわゆる観光名所のみならず、その場所に根をおろし生活している人の目線での物語を追体験したり、京都が持つ深い歴史や、日々更新される新しいカルチャーを理解してもらえるかたちの情報を発信していく必要がありました。そのため、既に世に出ている京都市に関する良質なメディアのコンテンツをパートナーとして連携し、リニューアル後のサイトにキュレーションして(一部、翻訳後)紹介したいというご相談をいただきました。

Solution

京都のサステナブルな暮らしや文化に関する記事のコンテンツ連携

IDEAS FOR GOODでは、これまで京都の伝統文化や京都発のサステナブルな商品・施設などについて数多く取り上げていました。それらのコンテンツを連携することで、京都が持つ文化的な価値やサステナビリティの取り組みを世界に発信できるだけではなく、それらの取り組みに共感してくれる市民意識の高い訪日外国人観光客の集客につながると考え、パートナーシップを締結させていただきました。

Outcome

IDEAS FOR GOOD記事の多言語翻訳版をリニューアルサイト上で配信開始

京都市観光協会様がオープンした「Kyoto City Official Travel Guide」の「Social Activities」カテゴリにおいて、IDEAS FOR GOODで掲載している京都の取り組みに関する記事の多言語翻訳版(英語、簡字体、繁字体、韓国語、スペイン語、フランス語の6言語)の配信を開始しました。コンテンツ配信がどの程度読まれ、どのような反響が生まれるかなど、今回の取り組みがどのような成果をもたらすかについてはこれから検証していくフェーズとなりますが、IDEAS FOR GOODでは今後も「京都宣言」の実現に向け、京都に関する良質なコンテンツ連携を継続していく予定です。

例1:京都にオープンする「泊まれる美術館」アートをもっと身近に、当たり前に

Art Hotel 2019年に京都市下京区天満町に誕生したBnA Alter Museumを紹介しました。アーティストには真鍋大度が名を連ねており、全31部屋のアートルームにはそれぞれ異なる作品が展示されています。「作品の中で眠る」経験をさせてくれる世界的にも珍しいアートホテルです。

例2:着物の美しさは再び現代に溶け込んだ。アップサイクルから生まれるファッションの可能性

Kimono Upcycling着物の生地をアップサイクルし、モダンなファッションアイテムに取り入れている京都のブランドを紹介しました。西陣織を始め、豊かな着物文化が育まれた京都ですが、いまや着物は多くの人にとって日常的なものではなくなりました。貴重な一点ものの生地を、パンプス等のアイテムに施し、新たな価値が生み出されています。

例3:京都から日本の祭りに「ごみゼロ」を。50万人が参加する祇園祭でリユース食器を導入

Gomizero Kyoto祇園祭など伝統的な祭りが多く開催される京都。人々が屋台などを一通り楽しんだあと、散乱するごみが問題になっています。「ごみゼロ」はボランティアを中心に、行事でのごみ捨てを促進させる、使い捨てではなくリユース食器を使用する、などの働きかけを行い、京都だけではなく全国の祭りにおけるごみの減少を目指しています。

Comment

これまで、京都市の観光はオーソドックスな観光スポットに注目が集まりがちでした。一方、世界では、旅行者自らが観光地の持続可能性に貢献していくことが、広まりつつあります。京都市内でも、実はそのような動きが始まりつつあるにも関わらず、なかなか知られない、広がらないという課題がありました。今回の取組みは、そのような課題に対して、解決の一歩を踏み出せたのではないかと思っております。

公益社団法人 京都市観光協会 広報・デジタル統括官 小笠原昌彦 様

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