米国のスタートアップ「Rubi」がCO2を回収し、カーボンネガティブなセルロース繊維を生産する技術を発表した。排出されたCO2をセルロースに変換し、リヨセル糸を製造する通常のリヨセル製造は多くのカーボンフットプリントが生じるが、Rubiの技術は炭素を閉じ込め、CO2排出をゼロに近づける効果がある。ラグジュアリー・ファッションブランド「Ganni」と提携し、新しい糸を使用した服の製造を計画している。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。