「注文に時間がかかるカフェ」は接客業に挑戦したい気持ちはあるものの吃音のため一歩を踏み出しにくいと感じる若者の、挑戦の場になっている場となるカフェだ。吃音を知らない人に吃音当事者のことを知ってもらったり、吃音を持つ人との接し方がわからない人に接し方のヒントを伝えたりする場にもなっている。他者にどう接してほしいかは人それぞれのため、同店のスタッフは自分のマスクに「こう接してほしい」という要望を明記している。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。