デンマーク工科大学のジェレミー・マロゾー准教授は、音楽の振動を体に伝える「触覚椅子」をスイスの音楽家2名と共に開発した。触覚椅子の展覧会では、観客が約20分間、強力な振動を伝えるタクターの備え付けられた台に座ったり寝そべったりすることで様々なアーティストのライブコンサートを感じることができる。開発チームはライブコンサートを通してユーザーからのフィードバックを得て、さらなる開発に挑む。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。