再エネ普及にあたって、自然エネルギーが余っているときに溜め、足りていない時に出すことができる巨大な蓄電池の存在が重要とされるが、Yanekaraが開発するのが、再エネの大量導入に不可欠な電力需給調整システム『YaneBox』だ。屋根の上でつくられた太陽光でEVを走らせ、駐車している間は車のバッテリーを蓄電池として使えるようにする。EVの充放電だけでなく、災害などの非常時にも必要なエネルギーを供給できるという。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。