ロックフォードでは2014年から実施しているホームレス状態の退役軍人向けの住居提供プログラムを、全ての人を対象に提供を開始した。対象者一人ひとりと専門の支援者が定期的に会い、生活状況の相談や医療等の必要な社会資源の紹介を行う中で信頼を築き、公的補助のある住居の紹介を行うプログラム。同様の取り組みはすでに全米85都市で展開されており、プログラムを通して浮かび上がった地域課題に合わせて条例改正の動きに発展している。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。