米カリフォルニア州にあるローレンス・リバモア国立研究所(以下、LLNL)の研究者らが”iCHIP”と呼ばれる新たなマイクロチップを開発している。これは、脳、末梢神経、血液脳関門、そして心臓という生命活動に欠かせない4つの機能が模写されたチップで、電子ミニチュア版の人体として化学物質に対する様々な反応を実験できるようになっている。我々は動物実験に頼らず、薬や製品が人体にどのような影響や反応をもたらすかがわかる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。