UCバークレーの研究チームが、電子機器から出る熱をエネルギーに変える薄い膜を開発した。温度の変化によって生じた電圧差を、エネルギーに変換する「焦電エネルギー変換」のプロセスを使用。電子機器から出る大量の熱をエネルギーに変換する技術が確立されれば、電気機器の消費電力抑制や地球温暖化の抑制も期待できる。研究チームは今後、無駄な熱の流れと温度の最適化を行っていく。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。