アメリカで燃料電池技術を提供するBloom Energyは、牛の糞尿から再生可能エネルギーを生産する技術を発表した。メタン消化装置によって牛の糞尿からバイオガスが回収され、ガス浄化装置を経て、電気化学的なプロセスによって再生可能エネルギーに変換される。通常、メタンを燃焼させると二酸化炭素が排出されるが、同社が開発した燃料電池は、燃焼せずとも再生可能エネルギーを生み出すことができる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。