イランのホルムズ島の海岸付近に、ドーム型のカラフルな住宅施設Majaraが建てられた。半分以上のドームが住宅で、他にレストラン、カフェ、サロン、手芸品店、観光案内所、浄水施設などの機能を併せ持つ。土や砂を突き固めてドームを作る建築技術「SuperAdobe」と呼ばれる技術が用いられた。魅力的な建築の力で複合施設としての価値を生むと同時に、この地域の貧困問題を世界に発信することで、観光客や投資家を呼ぶという。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。