米国の大手化粧品メーカー「コティ」は香水を製造する際の環境への負荷を減らすため、工場で排出されたCO2を回収してエタノールを生成し、製品に使うことを発表した。この方法であれば工場のCO2排出量を減らすことができ、香水の製造に必要な水や土地も少なくて済むため、環境保全に大きく貢献する。同社は2023年までに、フレグランス製品の大半に、CO2を回収してできたエタノールを使うことを目指すという。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。