本来捨てられるはずの不要物を、アイデアや追加素材を加えることで、さらに価値ある上位のものに生まれ変わらせるアップサイクルは、サーキュラーエコノミーの中でも大事な概念だ。そんなアップサイクルを日本で先駆けて取り組んできた団体がWAcKAだ。糸のほつれや、不良品などの理由により大量に返品される新品Tシャツをアップサイクルし、手芸糸(Tシャツヤーン)を作り、それを使って編み物にするワークショップを開催している。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。