廃棄された食糧をアップサイクルして家具や建築部材などを製造、販売を行うOttan Studio社。製品の原料は、果物の皮や期限切れの穀物、残り物の野菜、草など。着色剤は使用せず、ゴミそのものが持つ色を活かした自然な色合いで製品を仕上げるのが特徴だ。同社は、自然を搾取せずとも、すでにある大量のゴミをアップサイクルすることで、環境と経済に良い影響を与えることを目指しており、商品を1つ売り上げるごとに木を1本植える活動も行っている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。