HIVEは、「ハチの巣」からインスピレーションを受けたハニカム構造(六角形)の住宅・共有施設である。ミツバチが巣をつくるように綿密に、耐久性を持って作られ、居住者にあわせて家をカスタマイズできる。さらに食料づくり、エネルギーづくりを含むサーキュラー・エコノミーのスキームを作り、土地の生態系や自然の再生を促進していることも特徴的だ。断熱効果は高く、廃水はリサイクルされ、電力も太陽光などの再生可能エネルギーを利用して自給自足できるよう設計されている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。