小麦畑では収穫のあと、残った麦わらのほとんどが廃棄されたり、畑で燃やされたりするが、フィンランドのエネルギー会社Fortumと、エコな繊維技術開発で知られるSpinnovaが、世界初の麦わらをつかった衣服を開発。ニットTシャツやジャケット、スカートなどをすでに発表済み。有用な “廃棄物”を衣服にし、しかもそれをエネルギー会社が仕掛けている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。