フィンランドの生活協同組合「HOK-Elanto」が、同国紙ヘルシンギン・サノマットに載せたのは、ソーシャルディスタンスを取ると文字が読み取れる新聞広告。安全のために大切であるものの、なかなか距離感がつかみずらいソーシャルディスタンスだが、この取り組みによって、読者は実際に動きながら自然と身体的な感覚として適切なソーシャルディスタンスをとらえることができる。企業としての率直なメッセージをかしこく発信している。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。