テニスの四大大会の一つ、ウィンブルドンは2030年までに「温室効果ガス排出をネットゼロ」「資源の効率化」「生物多様性の創出」「より広範なアクションの促進」を実現するという目標を掲げたアクションプランを策定した。たとえばガソリン車から電気自動車や電気バギーへの移行を進め、選手や観客の会場内の移動によって排出される温室効果ガスを削減する。また、ごみ箱上部のふたを色付きに変え、ラベル付けすることでリサイクル率が廃棄物量の65%にまで達した。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。