中国の清華大学が雨粒から発電する新技術「摩擦電気ナノ発電機(TENG)」を開発した。TENGは液体と固体の接触帯電を利用してエネルギーを生成し、複数のTENGパネルを連結することで予期しない電力損失を抑える。この技術は雨粒からクリーンで再生可能な電力を供給する可能性を秘めており、雨の多い場所や、従来の水力発電のための川やダムなどから遠い場所での電力供給が期待される。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。