アメリカの都市部では裕福で白人が多い地域ほど多くの木が植わっている一方、社会経済的に恵まれない地域ほど、木の数は少ない傾向にある。樹木の分布状況に違いがあると、社会の不平等を悪化させるという課題を踏まえ、すべての人が木の恩恵を受けられるようにすべく、アメリカン・フォレストは、木の数を可視化する指標「Tree Equity Score」を算出。この指標により、どの場所に木を植えるべきか特定することができる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。