オーストラリアのワイナリーAmpersand Estateが制作した「Tomorrow’s Vintage」というワインシリーズは、ボトルの半分しかワインが入っておらず、2040年、2080年、2100年の未来の年号がラベルに書かれている。気候変動の進行によりこれから数十年で収穫できるブドウの土地が急激に減少する可能性を表現している。このワインを通じて土地所有者への環境保全協定への参加や野生動物の保護活動への寄付を呼びかけている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。