2021年10月、オランダで開催された北欧最大のデザインイベント「Dutch Design Week」に“ほぼ100%バイオ素材でできた家”が登場した。繊維廃棄物とキノコ(菌糸)からできた建築材料、ファインセラミックス産業から排出される廃棄物でできたタイルなど、使われたバイオ素材はなんと約100種類。効率性や他の住宅への応用可能性を高めるべく、設計には標準的なグリッドを用い、3Dプリンターの活用にも積極的だ。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。