家庭で出る生ゴミを簡単に、無臭で堆肥に変えてくれるゴミ箱Taihiがイギリスの一人のデザイナーによって開発された。ゴミの分解途中で出た液体を植物の肥料として利用できることに加え、家庭で生ゴミの処理を行うことで埋め立て場での処理が不要になるので、メタンガスや運搬コストの削減にもつながる。温室効果ガスの排出、莫大な金銭的負担が伴うゴミの排出の問題に、日本の「ボカシ肥」のプロセスを用いてアプローチしている点が新しい。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。