ヨーロッパ各地で、絵画を立体化し、目の不自由な人が触れて楽しめる取り組みが進んでいる。フランスに拠点を置く団体「Association Valentin Haüy」は、移動式の展覧会「Tactile Tour」を開催している。ダ・ヴィンチの絵画などが立体化され、音声ガイドも提供されている。また、オランダのヴァンアッベ市立美術館でも触れる絵画が展示されており、視覚障害への理解を深めるための取り組みが行われている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。