「旅行がしたいができない」と諦めている高齢者や障がい者、その家族のために立ち上げられた民宿「旅の途中」。専門知識を持った介護スタッフが常駐しサポートを受けられるのが特徴の宿だ。また、介護を「する」人たちの疲弊を解消することもこの民宿の目的である。立ち寄った介護士どうしが情報交換したり、宿泊中の要介護者の手伝いをしたりするなかで自身が福祉を志した理由を思い出してもらおうという意図があるという。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。