スウェーデン政府は、温室効果ガスの排出量が多い航空機を使っている航空会社に対しての離着陸の料金を引き上げ、逆に環境負荷の少ない航空機には引き下げる方針を発表した。この取り組みはいわば環境税のようなもの。地球環境に負荷をかけるものに高い税金を課して利用を抑制し、逆に環境保全に有益なものの税金は下げることで、人々がより環境にポジティブな影響を与える行動をしやすくする仕組みだ。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。