米ニューヨークを拠点に活動するデザイナーのギャレット・ベニシュ氏は、ニューヨーク市内の下水処理場で発生したバイオソリッド(下水汚泥)を使い、環境負荷の低いペンを作るプロジェクト「Sum Waste」を始めた。ペン本体はバイオソリッドをバクテリアに与えることで生成される生分解性プラスチックからできておりコンポストが可能だ。インクはバイオソリッドを炭化して生じた木炭から作る顔料を使用している。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。