フランスの小さな町で、複雑な道路標示が登場した。2つの県道の交差点には多数の白線が絡み合い、ドライバーを混乱させる。交差点では時速30kmの制限があるものの、時速100km以上のスピードで走る車も見受けられるため、ドライバーの速度違反を抑制する目的で複雑な標示を試験導入した。この取り組みは交通安全だけでなく、他の公共分野においても新しい視点を提供する可能性がある。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。